Ubi Caritas 第1段落
Ubi cāritās et amor, Deus ibi est.
「ウビ・カーリタース・エトゥ・アモル・デウス・イビ・エストゥ」と読みます。
ubi
は副詞(どこ・どこでも)です。cāritās
は第3変化名詞cāritās,-tis f.
(慈愛・慈悲)の単数・主格です。et
は接続詞(そして)です。amor
は第3変化名詞amor,-is m.
(愛)の単数・主格です。deus
は第2変化名詞deus,-ī m.
(神)の単数・主格です。ibi
は副詞(その場所で)です。est
は不規則動詞sum,esse
(ある、いる)の直説法・現在・三人称・単数です。
全体で「慈善と愛のあるところに神はいる。」と訳せます。
Congregāvit nōs in ūnum Christī amor.
「コングレガーヴィト・ノース・イン・ウーヌム・クリスティー・アモル」と読みます。
congregāvit
は第1変化動詞congregō
(集める)の直説法・完了・三人称・単数です。nōs
は1人称複数の人称代名詞、対格です。congregāvit
の目的語です。in
は対格または奪格をとる前置詞です。対格を取る場合は「〜〜へ」と訳します。ūnum
は代名詞的形容詞ūnus,-a,-um
(一つの)の中性・単数・対格です。in ūnum
で「一つのものへと」と訳すことができ、congregō
と合わせて「一つに結束させる」と訳せます。Christī
は第2変化名詞Christus,-ī m.
(キリスト・救世主)の単数・属格です。amor
にかかります。amor
は第3変化名詞amor,-is m.
(愛)の単数・主格です。
全体で「救世主の愛は私たちを一つへと結束させた。」と訳せます。
Exsultēmus, et in ipsō jūcundēmur.
「エグズルテームス・エトゥ・イン・イプソー・ユークンデームル」と読みます。
exsultēmus
は第1変化動詞exsultō
(大いに喜ぶ)の接続法・現在・一人称・複数です。一人称複数に対する接続法は意思や命令を意味します。et
は接続詞(そして)です。in
は対格または奪格をとる前置詞です。ここでは奪格をとり、「〜〜で」と訳します。ipsō
は強意代名詞ipse,ipsa,ipsum
(〜〜自身)の男性・単数・奪格です。ここではChristus
(救世主)やDeus
(神)を指します。jūcundēmur
は第1変化動詞jūcundor
(喜ぶ)の接続法・現在・一人称・複数です。
全体で「大喜びして、神自身の中で喜ぼう。」と訳せます。
Timeāmus, et amēmus Deum vīvum.
「ティメアームス・エトゥ・アメームス・デウム・ヴィーヴム」と読みます。
timeāmus
は第2変化動詞timeō
(恐れる)の接続法・現在・一人称・複数です。et
は接続詞(そして)です。amēmus
は第1変化動詞amō
(愛する)の接続法・現在・一人称・複数です。deum
は第2変化名詞deus,-ī m.
(神)の単数・対格です。vīvum
は第1変化形容詞vīvus,-a,-um
(生きている・新鮮な)の男性・単数・対格です。Deum
にかかります。
全体で「生きている神を恐れ、そして愛しよう。」と訳せます。
Et ex corde dīligāmus nōs sincērō.
「エトゥ・エクス・コルデ・ディーリガームス・ノース・スィンチェーロー」と読みます。
et
は接続詞(そして)です。ex
は奪格をとる前置詞(〜から)です。corde
はcor,cordis n.
(心)の単数・奪格です。dīligāmus
は第3変化動詞dīligō
(愛する)の接続法・現在・一人称・複数です。nōs
は1人称複数の人称代名詞、対格です。dīligāmus
の目的語です。sincērō
はsincērus,-a,-um
(真摯な)の中性・単数・奪格です。corde
にかかります。
全体で「そして真摯な心から、お互いを愛しよう。」と訳せます。
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