Benedicta sit sancta Trinitas 第1段落
Benedicta sit sancta Trīnitās
「ベネディクタ・スィトゥ・サンクタ・トゥリーニタース」と読みます。
benedicta
は第1・第2変化形容詞benedictus,-a,-um
(祝福される)の女性・単数・主格です。sit
は不規則動詞sum,esse
(ある、いる)の接続法・現在・三人称・単数です。接続法はここでは願望を意味します。sancta
は第1・第2変化形容詞sanctus,sancta,sanctum
(聖なる)の女性・単数・主格です。trīnitās
は第3変化名詞trīnitās,-tis f.
(三位一体)の単数・主格です。
「聖なる三位一体が祝福されますように。」と訳せます。
atque indīvīsa Ūnitās
「アトゥクェ・インディーヴィーザ・ウーニタース」と読みます。
atque
は接続詞(そして、同様に)です。indīvīsa
は第1・第2変化形容詞indīvīsus,-a,-um
(不可分の)の女性・単数・主格です。ūnitās
は第3変化名詞ūnitās,ūnitātis f.
(結束)の単数・主格です。
この部分は「そして不可分な結束も」を意味します。
confitēbimur eī
「コンフィテービムル・エイー」と読みます。
confitēbimur
は第2変化動詞confiteor,confitērī
(認める)の直説法・未来・一人称・複数です。eī
は指示代名詞is,ea,id
(それ)の女性・単数・与格です。
「私たちは彼を認めるだろう」と訳せます。
quia fēcit nōbīscum misericordiam suam.
「クィア・フェーチトゥ・ノービースクム・ミゼリコルディアム・スアム」と読みます。
quia
は接続詞(なぜなら)です。fēcit
は第3変化動詞faciō,facere
(なす、行う)の直説法・完了・三人称・単数です。nōbīscum
は奪格をとる前置詞(〜と共に)cum
と、1人称複数の人称代名詞の奪格nōbīs
が合わさった単語です。ここでは「私たちに」と訳すのが良いでしょう。(根拠)misericordiam
は第1変化名詞misericordia,-ae f.
(慈悲)の単数・対格です。suam
は所有形容詞suus
(自分の)の女性・単数・対格です。「自分」というのはeī
を指します。
この部分は「なぜなら、彼は私たちに慈悲をかけたからだ」という意味を持ちます。
Allēlūia.
「アレールーヤ」と読みます。
allēlūia
は間投詞(アレルヤ)です。
神への感謝・喜び・賛美などを意味します。
最終更新